サッカー選手もアジアへ“海外赴任”
ワールドカップなどの世界大会で、いつも白熱したプレーを見せてくれるサッカー日本代表。近年、代表に選ばれる選手のうち、半数程度が欧州クラブなどに所属する“海外組”で構成されるようになりました。
このように欧州リーグで活躍する選手が増える一方で、実はアジア各国のプロサッカーリーグで活躍する日本人選手も増えています。海外赴任地のスタジアムで日本人選手を応援するという楽しみも、今後ますます広がっていくことでしょう。
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1. タイのプロリーグには元日本代表選手も所属
なかでも日本人選手が多数所属しているのが、東南アジア各国のプロサッカーリーグです。なかでもタイのプロサッカーリーグには、10人以上の日本人選手が所属しており、元日本代表選手の加藤恒平も新天地・タイで活躍をしています。
また、インド、インドネシア、カンボジア、韓国、シンガポール、香港、フィリピン、ラオスなどのプロサッカーリーグにも、日本人選手が在籍し、その多くがチームの主力として活躍しています。
彼らのなかには、ブログやFacebook、twitterなどを活用し、サッカーに関する情報はもちろん、現地の暮らしぶりも伝えてくれています。彼らの生の言葉をチェックすることで、海外赴任や海外暮らしのヒントも見つかるかもしれません。
2. 日本人指導者もアジア各国の代表監督として活躍中
アジアで活躍するのは選手だけではありません。アジアには、国の代表チームの監督として日本人指導者を招聘している国もあります。
そのひとつがベトナム。Jリーグで手腕を発揮した三浦俊也氏が、2014年から2016年までベトナムサッカー代表監督に就任し、ベトナム代表チームのレベルアップに尽力していました。
また、歴代のラオスサッカー代表監督にも実は日本人がおり、2014年1月までは元横浜F・マリノス監督の木村浩吉氏が代表監督を務め、その後、前・東ティモールU-19代表監督の築舘範男氏が引き継いでいます。さらに、カンボジア代表監督の本田圭佑氏や、2019~21年にタイ代表監督を務めた西野朗氏なども記憶に新しいかと思います。
アジアにおいてはサッカー強豪国である日本から、指導者が志をもって海外赴任の道を選び、貢献を果たしているのです。
3. 日本人選手をスタジアムで応援することも楽しみのひとつ
アジア各国のプロサッカーリーグも、Jリーグと同様に地域密着型のチームづくりを行い、ホーム&アウェイの戦いを毎シーズン繰り広げています。日本に比べて観戦チケットは安く、スタジアムでは熱い応援が繰り広げられる一方で、どことなくのんびりとした雰囲気も漂います。
スタジアムで地元のおつまみやビールなどを味わいながら、日本人サッカー選手を応援する。そんな過ごし方も海外赴任の楽しみに加えてはいかがでしょうか。
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