海外赴任・転勤からの帰国時の準備②

「海外赴任・転勤からの帰国時の準備①」に続いて、ここでは「引越し準備」、「職場の引き継ぎ・挨拶」、「お子さんのケア」に関してご紹介します。

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1. 引越し準備

引越し準備

引越しの準備は何かと手間がかかるもの。海外赴任・転勤先からの引越しとなると、国内とは違ったさまざまな手続きが発生するため、なおさら煩雑になりかねません。そのため、各種手続きを代行してくれる引越し業者に依頼することをおすすめします。日本の業者が現地代理店を開設している場合には、そちらに依頼したほうがより安心だと思います。

荷作りについては、帰国直前にバタバタすることのないよう、前もってできるところからコツコツと進めていくことが大切です。海外の引越しは国内よりも余計に費用が掛かりますので、すべての荷物を持ち返ろうとするのではなく、帰国後に必要なものを、優先順位をつけて仕分けするようにしましょう。

2. 職場の引き継ぎ、挨拶

海外赴任・転勤の任期終了が決まれば、職場での引き継ぎや各種手続きなども欠かせない仕事となります。

まずは職場に帰国決定の旨を伝え、後任者が新たに赴任・転勤してきた際にスムーズに引き継ぎに入れるよう、顧客リストや進捗状況の報告、各種業務の進め方などをまとめ、業務引き継ぎの準備を進めておきましょう。

また、現地勤務先の担当者、もしくは帰任先の担当者に相談し、社内で必要な諸手続きを済ませ、帰国の際の航空券の予約・購入、引越し業者の手配などについても、会社側にお任せできるかどうか確認してください。

その他、赴任・転勤先でお世話になった企業・団体、顧客、社内関係者、帰任先の関係各所へ送付する挨拶状も作成し、帰国日程が決まり次第、発送しておきます。

3. お子さんの教育

お子さんと一緒に海外赴任をしている際には、お子さんの転校手続きはもちろん、赴任先から日本へ帰国すると生活環境が一変しますので、環境変化に適応できるように十分なケアを心掛けることが大切です。

編入先の日本の学校に馴染みやすいように、なるべく日本の学校の編入・入学の時期に合わせて帰国の日程を組み、できれば、新学期が始まる前の休みを利用して帰国し、休み中に日本の生活にある程度慣れた上で、通学を開始できるように配慮してあげましょう。

その他、日本の学校への編入手続き、帰国子女受け入れ校など、お子さんの教育に関するアドバイスについては、改めて別ページを設けて詳しくご案内します。

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