海外赴任の基本準備&情報収集

海外へ渡航する際には、パスポート(旅券)やビザ(査証)の取得はもちろん、適切な予防接種を受けることも大切。さらに、現地の安全情報や生活情報も気になるところです。

海外赴任が決まったなら、持ち家やマンションのリロケーションとともに、こうした海外への渡航に欠かせない基本準備や情報収集も並行して進めていきましょう。

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1. パスポート&ビザの取得

パスポート&ビザの取得

パスポートの申請手続きは、住民登録をしている各都道府県の申請窓口で行います。すでに取得済みの方も、国や地域によって入国時に必要な残存有効期間を設けている場合がありますので、お手元のパスポートと渡航先の出入国管理情報を確認のうえ、必要であれば申請手続きを行います。

ビザの取得方法は国やビザの種類によって異なり、日本で申請・取得するタイプや、赴任先で労働許可を取得した後に日本で申請・取得するタイプなどがあります。取得条件は予告なしに変更されることもありますので、各国の在日大使館ホームページ等で随時確認しておく必要があります。

いずれも申請から取得まで、ある程度の日数を必要とされ、必要書類を揃える際にも時間を要しますので、時間に余裕を持って早めに手続きすることをおすすめします。

2. 予防接種は計画的に

黄熱、破傷風、A型肝炎、狂犬病、日本脳炎など、海外赴任には様々な感染病のリスクも網慮する必要があります。予防接種は、こうした感染症から自分自身を守ることはもちろん、家族や同僚など周囲への二次感染を防ぐ意味でも大切なことです。

適切な予防接種は、渡航先の国や地域、滞在期間、年齢、アレルギーや妊娠といった健康状態などによって異なります。アフリカや南アメリカの熱帯地域では、入国時に黄熱ワクチンの接種済み証明書の提示を求められる国があり、現地の学校の中には各種予防接種を受けていないと入学を拒否される場合がありますので、十分な注意が必要です。

黄熱のワクチンは接種10日後から有効となり、その他、一定期間を空けて複数回接種する必要のあるワクチンもあります。早い段階から計画的に受けるようにしましょう。

3. 現地の最新情報をチェック

まず現地情報の収集に活躍するのはインターネットです。特に各国の情勢によって安全情報は日々変化するため、外務省や各国の日本大使館、政府観光局のホームページなどを活用し、最新をこまめにチェックしておきましょう。

滞在先の宿泊施設や交通、習慣、食事情などの生活情報を得るには、旅行者向けのガイドブックも重宝します。日本のガイドブックは他国のものと違ってカラー版で写真も充実し、地図もわかりやすく制作されているため、海外生活の強い味方になるでしょう。年度ごとに改定されていますので、巻末に記載された発行年月日の新しいものを選ぶこともポイントとなります。

また、国・地域によっては現地発行の日本語フリーペーパーや日本語電話帳なども日本で購入できますので、合わせて参考にするとよいでしょう。

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リロケーション・ジャパン

転勤期間中の留守宅を賃貸管理する「リロケーションサービス」のパイオニアとして、1984年より、多くの転勤者の持ち家の賃貸運営をサポートしてきた賃貸管理会社です。
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